Critical Care Research Institute

CCRIフィッシングクラブ 釣行記 #7

前回の釣果

前回は、朝まづめ/夕まづめと挑戦したのにも関わらず…。

日本人に見えない方

イナ1匹
ボウシュウボラ(貝)2個
ガザミ(蟹)1匹
ゴンズイ(マイナス)1匹

ド素人

ゴンズイ(マイナス)1匹

ボス

ゴンズイ(マイナス)5匹

今回は伊東!

千葉に魚はいないことがわかりましたので、今回は静岡県の伊東港に決定です。
ボスの経験では、伊東は鯵がめちゃめちゃ釣れるスポットとのことで、深夜3時に出発して朝まづめを狙います!

鴨川も伊東も時間的にはどちらも2時間強!おそらく今年最後のクラブ活動ですから、力が入ります!

タナの調整が釣果を決める!

ボスがせっせとコマセを撒いて、釣り場を作っていきます。
小魚とともに、ボラも(30cmくらいですから”イナ”ですね)10匹あまり集まってきています。確実に魚がいます!

さて、最初は日本人に見えない方です!

日本人に見えない方

うわー…ゴンズイだよー!恥ずかしいから撮らないでよ

はい、マイナス1匹です。

日本人に見えない方

次はカサゴだー

ボス

ゴンズイやカサゴが釣れるってことは底まで落としてるんだな

…と言ったかと思うと、ボスの竿にもゴンズイが!

ゴンズイやカサゴは底にいるため、この魚たちが釣れるということは、底に近い深いところまで糸を落としていることになります。ド素人が狙っている鯵は「中下層」にいるため、針先の位置をもう少し浅くする必要があります。

魚が泳いでいる層(水深)をタナといいます。狙っている魚がいるタナに、いかに合わせられるかで釣果が変わるのです!
タナは重りをつけて底を確認した後、ウキ止めを動かして調整します。潮の満ち引きで潮位が変わるため、適宜タナの調整が必要なのです……釣りってなかなか忙しい。

タナを調整したボスはさっそく小さい鯛を釣り上げました。

ボス

うん、これは撮ってもいいよ
載せる時は大きめにしてな

腕を前にして例の遠近法を使います!

針はずしのアイテム

魚が釣れると、あたり前ですが針を外さなくてはいけません。魚は暴れるし、素手で触って手の熱が伝わると魚が弱ってしまうので、タオルで押さえたほうがよいのです。針が口元にかかっている時は簡単です。手を切るといけないので、ペアンで針を外します。

針外しにもいろいろな種類がありますが、今回新しいアイテムをゲットしたので試してみます。これは引き抜くというより、口の中にぐっと押し込むタイプです。奥まで飲み込んでしまったときはこっちの方が便利そうです。

勝手な言いぐさ…

ド素人の最初のかかりは「かさご」でした!潮位が下がってきているのでしょうか。ボスにタナを調整してもらいます。今回はエサ取りの魚が多く、1分もしないうちにすぐにエサがなくなります。

さて、そろそろエサを変えましょうか……あれ?なんかいる!シマアジの子供です。チビだけどとても綺麗です。

またもやエサを変えようとリールを巻くと…あれ?根がかり?さっきも根がかりしたのに…と思いきや……。

ド素人

引いてるー!
これはもしや、生命反応のあるキュンキュンでは!!

しかもかなり引きます!もうオロオロ…。

ド素人

どうしましょう…

ボス

根がかりじゃないのか?

ド素人

いや…たぶん違うと思います
引いてると思うんですけど…

ボスに竿を渡すと、ボスがリールを巻いてくれます。

ボス

おぉ!いるな!

…魚の姿が見えてきました!しかもちょっと大きい!

ド素人

私の魚です!返してください!

ボスに助けを求めたにも関わらず、竿を奪い返します。勝手な言いぐさです…。
やりました!「タカノハダイ」です。しかも25cm!逃がします!

しかし続けてまたもやタカノハダイ!

ド素人

え…いま逃がしたヤツか?
でも26cmでした!

日本人にみえない方

うわーやられたなー…今日イチを持っていかれた!!

ド素人

ニンマリ…

そしてここからボスがいつもの調子を取り戻します!
アイゴ(バリ)の32cm,24cmを続けて釣り上げます。さすがです…。

ラインメンディング

ボス

手首から前腕が張ってるなー
筋肉痛だー

ド素人

え?手首なんて全然痛くないんですけど…

ド素人との違いは、ボスはしょっちゅうラインメンディングとやらをやっているのです。

潮の流れはちょこちょこ変わります。上層は右に流れているのに、下層は左に流れていたり、それが急に逆に変わったり…。

糸は潮の流れに乗って、右へ左へ流されてたわみます。糸がたわんでいると、生命反応のあるキュンキュンも感じられません。ド素人が引きを感じられないのは、このたわみのせいだったのですね。

潮で流された糸を、釣竿から針まで直線的に真っすぐにすることをラインメンディングといいます。釣竿を下向きにチョンっと、1~2回引っ張るだけでもいいそうですが、ボスのように潮の流れに合わせて、右に左に修正できるとかなり早く真っすぐになるようです。早く真っすぐになったほうが、早く目的のタナまで到達でき、途中のエサ取りの魚にもエサを奪われづらいんだそう。なんと理にかなっていることでしょう。

ボス

このラインメンディングが、釣果に直結するんだ!

腕が筋肉痛になるくらいラインメンディングをやっているボスですから、大物が釣れるのですね!

ド素人

よし、次はラインメンディングに挑戦だ!

今回の釣果

ボス

アイゴ(バリ)32cmと24cm:2匹
チャリコ(鯛の子供):1匹
カサゴ:2匹
シマアジの子供:1匹
ゴンズイ(マイナス):3匹

日本人に見えない方

カサゴ:2匹
ネンブツ鯛:2匹
ベラ:1匹
ゴンズイ(マイナス):6匹

ド素人

タカノハダイ25cmと26cm:2匹
カサゴ:1匹
シマアジの子供:1匹
ネンブツダイ:1匹

気が付けばお昼ご飯も食べずに、12時間くらいずっと釣りしていました…あっという間です。

伊東も最近は鯵がほとんど釣れないらしく、五目釣りでしたが釣れると楽しいですねー。

ボス

釣れなくても楽しい!

今回、ナブラを初めて見ました。ナブラとは、大型の魚に追われて小魚が逃げ惑い、海面がザワつくことだそうです。小魚が海面をわんさかと飛び跳ねている様はなかなか圧巻でした!

NT

やっとフィッシングクラブっぽいブログが書けた!

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